猫とフォト・セッション〜偶然のベイビー・フェイス

callithump2006-05-09

午前中から佳村萠ちゃんが我が家に来てくれて、仔猫たちの撮影会。この写真を使用して里親募集のポスターを作成する予定。改めて1匹ずつ手にとって見てみると少しずつだけど個性が出てきていてかわいい。どいつもこいつも黒っぽいが、微妙なキャラクターの差がある。

その後、阿佐ヶ谷駅近くのカフェで萠ちゃんと昼食を食べていると、ベイビー・フェイス・ウィレットの「Stop & Listen」がかかる。あんまり久しぶりに聴いたので最初は思い出せなかったが、グラント・グリーンのソロが終わる頃に気がついて、「あ、これ、ベイビー・フェイス・ウィレットじゃあないかな」とぼそっと言うと、萠ちゃんが驚く。「え、これがそうなの?」。十数年前にピーター・バラカン氏が雑誌のコラムで紹介したのを読んでから、ずっと聴きたいと思っていたとの由。かくいう自分も、そのバラカン氏の記事の中で彼がそれを読んでベイビー・フェイスを知ったと書いていた『ジャズ批評』誌のジョン・ゾーンの原稿で初めてベイビー・フェイスを知り、復刻版のLPを買ったのだった。80年代末のことだったと思う。まだ自宅のどこかにその盤はあるはずなので、今度探し出して萠ちゃんにも聴いてもらおう。

午後からS社でT誌7月号の校正。今日が次号の作業初日だが、GWの影響ですでに進行は押し気味の雰囲気。どうにかこうにか今日のノルマを片付けて、終電の少し前に帰途に着く。