” Tiny Adventure with Strings ” vol. 3 @吉祥寺MANDA-LA2

callithump2006-06-01

今日は吉祥寺MANDA-LA2で" Tiny Adventure with Strings " の第3回目。会場に行く前に、同じ吉祥寺で行きつけのカイロプラクティックの治療院に寄る。仕事の予定の変更で予約をキャンセルしたりしていたので、ほぼ1ヶ月ぶりの施術。ここ数週間の寝不足と疲労で流石に頸椎がガチガチになっている。施術後は暫しボ〜ッ。

その後、MANDA-LA2へ。いつもより30分早く会場入りして、新曲のおさらい等、しっかりとリハーサル。なかなかいい感じの仕上がりではなかろうか?

さて本番、最初は佳村萠鬼怒無月勝井祐二の『うさぎのくらし』トリオ。鬼怒くんと勝井くんのテレパシックなアンサンブルに萠ちゃんのふくよかな歌がのる。昨年の坂本くんとのデュオ・ライヴの時に、萠チャンの歌声に「新たな決意」みたいなものを感じたけれど、それがさらに深化を遂げた印象で、決して線が太いとは言えないやさしい歌声が非常に力強く感じられる。まっすぐに言葉が届いてくる感じ。とてもすがすがしい音楽。

で、2番目が我らが酒井俊 & String Trio。今日は新曲2曲を含み、レパートリーになって日の浅い曲が半数を占める緊張のプログラム。それでも、弦の美しい響きと切ない歌に1曲目から涙をこぼしているお客さんがチラホラ。サウンドや雰囲気も含めて本番もいい感じでスタートし、「電車がでてゆく」「ミルク・ティー」と前半の山場になる新曲・難曲を無事に歌い切り、さてひと安心と思ったところで、「I Just Wasn't Made for These Times」で俊さんが進行を間違えて演奏がガタガタになってしまう。1コーラス目と2コーラス目の間に間奏はないのに、間違えて4小節休んでしまったので、歌と演奏がその分ずれてしまい収拾がつかなくなってしまった。情けないやら、アレンジしてくれた近藤ダイちゃんに申し訳ないやらで、アタマの中がまっ白になる。本編終了後、急遽アンコールでもう一度同じ曲を演奏してもらい、今度は大ポカはなくどうにか無事に終了。ふーっ。

終演後はそんままビールなんぞ呑みながら、お客さんも数人交えて閉店までいろいろと話す。その日の演奏についてライヴ後にこんなに話すこともないのではなかろうかと思うほどいろいろと反省やら感想やらあって、このバンドが進むべき方向性のヴィジョンがまた少し明確になった感じ。今日で最初のクールを終了して、このシリーズ企画は9月頃に再開の予定。それまでにこのヴィジョンを少しでも多く反映できるようにしたいものだが。

※今日のセット・リストは http://www.callithump.info/cgi-bin/speevercgi/lightboard/light.cgi? に掲載してあります。興味のある方はチェックしてみて下さい。