猫のお見合い

猫の貰い手募集のポスターを貼らせてもらっている近所の居酒屋のおかみさんから、小学６年生の娘さんがそのポスターに夢中なので一度仔猫を見せてやってくれないかと頼まれ、仔猫５匹をまたしても段ボール箱に詰めて開店前のお店に連れて行く。上のお姉ちゃんが猫アレルギーなので飼うことは叶わないが、下のお姉ちゃんとお母さんと３人で１匹ずつ膝に乗せてはためつすがめつしている。仔猫たちも人見知りせずに、文字通りの「借りてきた猫」よろしくおとなしくしていて非常にいい子。クラスの友だちの家でもらってくれるところがないか聞いてみてくれるとのこと。よろしくねぇ。

戻ってから、仔猫たちが箱の中でおとなしくしている隙にと、夜毎の運動会で散らかった部屋の掃除を始めるが、程なくしてウニャウニャと騒ぎ出す。匂いで家に戻ったのがわかるようで、もう「借りてきた猫」モードは終了した模様。箱を囓って穴を空け、そこから首を出したら抜けなくなって大騒ぎ。仕方がないので掃除を途中で諦めて仔猫たちを部屋に放してやる。てなわけで、どうにか寝る場所だけは確保しているが、部屋は相変わらず派手に散らかったまま。やれやれだよ。