角煮&ドラびでお@ことにパトス

callithump2006-05-17

昨夜は熱かった。一楽さん、沼山さんと朝4時過ぎまでネットで奮闘。

今日は札幌のことにパトスで公演。フロント・アクトは札幌在住の女の子2人組のバンド"角煮”。ドラムスとギター、そして2人のヴォーカルのみというシンプルな編成で演奏される、80年代初頭のアンダーグラウンド・ロック(例えば、グリムスキップとか)を彷彿とさせる演奏と、曲間に脈絡なく挿入される意味不明のパフォーマンス。不器用ながらもロック魂をバリバリ感じさせる演奏やサウンドはカッコいいし、幼稚園のお遊戯会の如く訥々とかわいらしく、しかし不気味に展開されるステージには吹き出すことしばしば。でも、何故かお客さんはあまり笑ってなさそうな様子。すべてが唐突で、絶妙に中途半端で、周りの反応に関係なくそれらに極めて真摯に取り組む2人。素晴らしく面白いと思うのだが。

今夜のドラびでおはコー室ネタ解禁もあって全開! 終盤では熱く走りまくるドラミングにコンピューターの反応がついてこれずに、映像のサウンドとドラムスの演奏が噛み合わなくなる場面が何度かあったが、これは肉体がシステムを凌駕してしまった最高にパンクな演奏と言っていいだろう。P.A.のサウンドもツアー中のベスト、お客さんの反応も熱い素晴らしいライヴだった。昨夜の我々のネットでの奮戦を見てライヴに来てくれた人もいて嬉しい限り。

ひょっとすると、今夜のライヴはいろいろな意味で、NMA史上最もアヴァンギャルドなものだったのではないだろうか?