アパート契約更新に思うこと

不動産屋へアパートの更新手続きに行く。ここに越してきてもうすぐ10年か。再び板谷さんのことが頭をよぎる。

しかし、更新の度に少なからず金が出ていくのはもう少しどーにかならないものか? 火災保険料を支払うのはまだ納得いくけれど、当たり前になっている「新家賃の1カ月分の更新料」、これは確か単なる慣例で法的根拠はない筈。貸主が既得権益を放棄する筈もなく、恒久的な悪習とあきらめるしかないのか? それと、こちらが依頼したわけでもないのに、新家賃の25%という勝手な規定で不動産屋が手数料を要求してくるのも疑問。大家にも同様の手数料を請求しているのだろうか?

夕方、新宿ピットインでのチラシの折り込みがてら、「藤井郷子オーケストラ 東京×名古屋」のリハを覗く。30人近い演奏者による合同演奏はもの凄い音量。巨大な破鐘のよう。

春まで結核で入院していたバリトン・サックス奏者の吉田隆一くんと、その奥さんの薫子ちゃんに久しぶりに会う。シャバに出られてよかったねぇ。他にも久しぶりに会う知り合いがいっぱいいたけれど、今日は本番を聴かずに帰って仕事をすることにする。毎日ライヴに行ってると仕事が終わらないんですよ〜。ごめんね。