ポン出し担当拝命

午前中に秋葉原で校正の仕事を片づけてから、明大前のキッド・アイラック・アート・ホールに向かい、明日の相良奈美(東京ナミイ)+坂本弘道 DUO公演のリハーサル。5週間に及んだパスカルズのヨーロッパ・ツアーから昨日帰国したばかりの坂本くんを迎えて、夜までたっぷり時間をかけてアレンジを練る。

今回のライヴはナミイがサンフランシスコの自宅で打ち込んできたバック・トラックを多用するのだが、ステージ脇でそれの頭出しの係をやることになった。昔はファッション・ショーや芝居、バレエ公演などの音響係を時々やらされたけれど、タイミングがバッチリ合っているとテープレコーダーのスイッチとミキサーのフェーダーをいじっているだけでなぜか気分が高揚してくることがあって、ポン出しは嫌いじゃない。最後にやったのはどう考えても10年以上前だけれど、久しぶりのポン出し担当、機材とメディアもデジタルになっていて、はてさてどうなることやら。