相良奈美と坂本弘道、本番

昨日に引き続き、キッド・アイラック・アート・ホールゲネプロ。すべての曲を順番に返してみるが、自宅で自分のパートを練ってきたであろう坂本くんのアプローチの変化で、昨日はところどころでとりとめのないように感じられたプログラムにメリハリがついた感。

さて、本番。最初は客足の遅さがちょっと気になったが。それでも幕を開ければほぼ満員。天井の高い、やわらかい響きを持つ会場に、幻想的な声やエレクトロニクス音が降り注ぐように響く。当然ながら東京ナミイBANDとは大きく趣を異にするサウンド。ここ最近のファンは今日の演奏をどのように聴いたのだろうか?

ポン出しも過不足なく上手くいって、終演後は地下の「槐多」で打ち上げ。美味しい料理としこたまのワインで、楽しく盛り上がって、またしてもタクシーで帰宅。