” see you in a dream ” --- in concerts 初日!

昨夜も結局、秋葉原の仕事場で夜明かししてしまった。明け方に少しだけ応接セットのソファで仮眠し、ネコの餌やりと荷物のピックアップのために一度自宅に戻るも、阿佐ヶ谷に着く頃からどしゃ降りの雨。傘の持ち合わせはないし、あったらどうにかなるとかいう降りでもないしで、仕方なく朝からタクシーに乗っちまう。

途中で携帯が止まっていることに気づく。よりによってこんな大事な本番の日に止まらなくてもと思うが、すでに後の祭り。払い込み用紙を仔猫たちがどこかにやってしまったので、すぐには支払いができないのが泣きどころ。え〜い、ままよ。そんなこんなで入り時刻に少し遅れて森下文化センターに到着。

午前中の音響と照明の仕込みはスムーズに進行したが、気がつけば今日は五十日の金曜日で、おまけに給料日で、夏休み最後の週末の始まりの日でもある。道路の渋滞が半端じゃあないみたいで、出演者がことごとく入り時刻に遅れてくる。今日が初日でリハーサルは当日のみというちょっとタイトなスケジュールにもかかわらず、タイムテーブルに大幅な遅れ。道路の渋滞には関係なく大幅に遅れた人も約1名いましたが、それでもどうにか予定の時刻までにリハ終了。

そんなこんなのワタワタで本番の演奏はいかばかりかと思っていたら、そこはそれ、流石にインプロヴァイザーたち。前半はややお互いを探り合いながら演奏している雰囲気もあるにはあったが、休憩後の後半はそういう空気もどこかに吹き飛ばされたようで、みな躊躇なく気持ちよさそうに演奏している。これだけのメンツを集めてコンサートをやれることもそうそうはないので、やはりリラックスして楽しく演奏してもらえるのが一番。ちょっと心配された集客も蓋を開けてみれば満員の盛況。初日にどうにか初日が出ましたよ。ま、舞台裏的には反省材料が散見された本番だったが、その辺を改善して、ツアーはさらにいい感じにできるかな?