『牧野三等兵の十番勝負』

昨夜は久しぶりにいっぱい呑んだ。最近アルコールを控えていたせいか、かなり残っている感じ。体はしんどいけれど、昨日やり残した仕事を今日中にフィニッシュさせなければいけないので、重たい体に鞭打って秋葉原の仕事場へ。

ちょっとしたトラブルもあったが、どうにか夕方までに終わらせて、GRID605へ。今日は牧野琢磨企画のライヴの日。溜まった疲れのせいで体はだ〜るだるだけど、行く約束をしてしまったし、自分が今日のライヴの名付け親でもあるしで、もうすでに遅れてしまっているがとりあえず向かうことにする。

開演に小1時間遅れて到着すると、前半のミヤカワイズミさんとのデュオはもう終了して、後半の伊東篤宏さんとのデュオがすでに始まっていた。音量控えめのオプトロンの多彩な音色と牧野君のガムテ貼りのアコギの太い音のコンビネーションがだるい体に心地いい。ブルーズ的なアプローチで、しかしアブストラクトに進められる即興演奏は"架空のアメリカーナ・ミュージック"とでも呼べそうな現実感のなさと説得力の強さを持っている。何度もメガネがずり落ちるほどに大熱演だった牧野君、最後に演奏した短い2曲のギター・ソロも快演でした。おつかれさま。

終演後、会う知り合い全員にほとんどもれなく「野田さん、すごい疲れてませんか?」と言われる。自覚はあるけど、見た目もそうかい? さて、こんな今の状況、早晩どうにかしなければ。