仙台2日目

callithump2007-01-14

早起きの必要はないのに朝8時にぱっちりと目が覚める。しかし、昨晩アイスバッグを後頭部にあてて寝たせいか、6時間半程度の睡眠にもかかわらず頭痛と肩こりはかなり解消された。外は雪がちらつく寒さだが、昨日より気分はいい。

仙台駅で帰りの新幹線の指定席の予約をし、お土産の買い物を済ませ、沼山さんと2人で鮨屋で軽い昼食をとった後で再びメディアテークへ行くと、Sachiko M と一楽儀光さんがちょうど到着したところ。例によって、Sachiko M のスピーカー・システムのセット・アップを手伝わされる。え〜っ?...とか思いつつも身体はやっぱり自然に動くんだよな。まぁ、何にもしないでいるよりは調子いいかも。

サウンド・チェック中は展示会場隣のカフェでコーヒー・ブレーク。沼山さんにつかぽん。、昨日から来ていたトモミとサトコの東京組に加え、今日はさらに東京から doubtmusic の沼田順とその奥さん、京都からサナエちゃんまで来ていて、何だか見知った顔ばかり。オレはいったいどこにいるのか?と思う。そうこうするうちにサウンド・チェックを終えたI.S.O. の3人やヴィデオ収録係の岩井主税も合流して、6人掛けのテーブルに勝手に椅子を増設して総勢13人でワイワイとお茶(苦笑)。

今日のコンサートは66台のポータブル・プレーヤーのインスタレーションの中にI.S.O. の3人が背中合わせにセッティングをして展示作品と共演し、観客は展示物の間や周りを自由に行き来しながら聴くという趣向。おまけに会場は通常通りオープンなままなので、耳を澄ませば会場内の他の物音も聞こえるし、前の定禅寺通りを通る車の音やはだか祭りの一団の喧噪まで聞こえるような状態。当初はあちこちからランダムに音を発するポータブル・プレーヤーも、3人の演奏も、それぞれがまるで噛み合っていないように聞こえたが、1時間に及ぶ演奏の終盤に差しかかると3人の演奏はほとんどひとつの楽器のように収束して響き、てんでに鳴っていたポータブル・プレーヤーもそれに寄り添っているように聞こえてきて、見事にひとつのアンサンブルとして融け合っていた。不思議な音楽。

打ち上げはメディアテークの近所の一軒家を改造したカフェ風の飲み屋(?)。明日はまた早朝から仕事なので、東京行きの最終電車の直前まで打ち上げに参加して、今日も一足お先にオレだけ失礼。駆け足で過ぎた濃ゆ〜い2日間だったけど、新しい人たちとも知り合えたし、やっぱり来てよかったよ。明日からのT誌校正の現場再開に備えて、ちっとはガス抜きができたかな?