会議は踊れない

何の因果か、昨年暮れに、所属する校正会社の持株会の理事の一人に選ばれてしまった。末席ながらも会社の運営に参画することになったわけだが、はてさていかがなものか? まぁ、そんなわけで、今日は初めての理事会に出席。

細かい説明は端折るけれど、お世辞にもあまりお行儀のいい会議ではなかった。新しい理事からの問題点の提出や会社に対する率直な疑問、前向きな改善案に対して、きちんとした説明をせずに安直な「あきらめ論」を大声で発し、他者の発言を遮って蓋をしようとする古株理事が複数人いて、これでは言論封殺だよ。集まって話し合いをする意味がなくなってしまう。あまりのことにオレもちょっと頭にきてしまい大きな声を出してしまったけれど(まぁ、いわば、ちょいと紛糾したわけだが...)、もっと実効的なアプローチを考えて、次回からはもっと冷静に対処しなければと反省。罵声に怒声で対抗していたのでは、それこそ会議する意味がなくなってしまうしね。

夜は2年3カ月ぶりに会うことになったN島さんと新宿二丁目の韓国家庭料理の店で食事。ペチュキムチ、チャンジャ、銀ダラの煮付け、豚のアキレズ腱の酢みそ和え、ビビン麺などをつまみに木甫のコーン茶割りで乾杯。アルコールを口にするのは約2週間ぶりだが、こんなにのんびり食事をするのはもっと久しぶりかも? 久しぶりに気持ちよく酔っ払い、お腹もいっぱい。幸せでした。

帰りに花園神社周辺を酔い覚ましに散歩。ゴールデン街の一角にある店「洗濯船」に数年ぶりで立ち寄ってみる。開店30周年の会の知らせをもらっていたのに出席できなかったけれど、ママのゆっこさんの笑顔は相変わらず。折しも店内は着物姿の一団がギターをかき鳴らして80年代ニューミュージックのヒット曲を合唱しまくっていて、なんだか歌声喫茶のような様相に。あんまりにぎやかなので、こちらも開き直っていっしょになって大声で歌う。同じ大声出すんでも、こっちの方が全然いいな(笑)。