” Tiny Adventure with Strings ” vol. 7

進行日程を予想して、かぶらないようにライヴのスケジュールを切ったつもりだったのに、先月といい今月といい、見事にＴ誌の校正作業とかぶってしまい、午前中は進行管理と作業指示のために現場に顔を出す。う〜ん、現場責任者はツライよ。

あ、午後からも現場責任者だ。主催者だからね、当たり前か。そう、今日は" Tiny Adventure with Strings " の７回目＠吉祥寺MANDA-LA2です。昨日のオレの願いが天に届いたのか、今日はまあまあのお天気。先ずはよかった、よかった。

１番手はイーヨ・イディオット。昨年７月のいぬん堂のイベント「いぬ屋敷」でコクシネルと共演したときに初めて聴いて面白かったので、今回お願いして出演していただいた。しっかしイーヨちゃん、なんと会場に着いてからメンバーと新曲の打ち合わせをして、譜面を書いて、リハーサルをし、その約１時間後にはもう初演している。曲の構成がしっかりしている割りに即興的要素が多いから可能なのだろうと思うが、とはいえ、酒井俊 & String Trio では考えられない小回りの良さ。「いつもギリギリで新曲をリハするので、うまくいくと嬉しいですね」という破顔一笑のMCが印象的だった。

で、お次は御大、酒井俊 & String Trio。細かいことを言えばところどころ不満は残るが、全体的にはいい雰囲気で演奏できたと思う。初めて聴きに来てくれた音楽関係の友人知人にも好評だったし、自分的にはいろいろと今後のディレクションの課題的なものが見えてきたと思うので、それを次回以降に生かせればと思う。先ずはおつかれさまでした。

聴きに来てくれた関島岳郎君に新曲２曲の編曲を発注する。どんなアレンジになるかとても楽しみ。俊さんは「次回は新曲も...」なんてステージ上で口を滑らせていたけれど、はてさて、そう上手く事が運んでくれるといいのですが.....。ま、お楽しみに〜。