オサンドン1号の食材使い回し日記#5

オカンは今日もまた空豆の山と格闘している。昨日のうちに莢から取り出した空豆を、大・中・小の3つのサイズに分け、小サイズの豆の皮をひとつひとつ剥いている。明日あたりは空豆ごはんかな。

その作業を横目で見ながら昼餉の用意。昨日の残りの食材を使って常備菜を何品か作る。昨日は”食材使い回し”てないで片っ端から天ぷらにしていただけだけど、今日はあれこれ使い回しますよ。

空豆の含め煮>
鍋に出汁、砂糖、日本酒、薄口醤油を入れて煮立て、莢から出して皮に包丁で切り込みを入れておいた空豆を一気に加える。落とし蓋をし、1〜2分強火で煮立てて火から下ろし、そのまま冷ます。余熱で程よく火が通り、冷める頃には味も滲みているという寸法。

<夏野菜のきんぴら風>
苦瓜は縦半分に割って種とわたを取り除き3mm厚さの斜め薄切りに、ズッキーニは縦半分に割ってから5mm厚さの斜め薄切りにする。ピーマンは種とへたを除き縦に1cm幅に、茄子は皮付きのまま1cm角の棒状にそれぞれ切る。フライパンにゴマ油少々を引き、生姜のみじん切りと小口切りにした鷹の爪を弱火で軽く炒め、苦瓜、ズッキーニ、ピーマン、茄子の順に加えながら強火で炒める。野菜がしんなりしたら砂糖を加えてさらに炒め、砂糖が焦げる前に日本酒と醤油を加え、煮汁がほとんどなくなるまでよく煮からめる。

昼食は上述の"きんぴら"に、昨日の残り物の野菜の天ぷらの卵とじ、茗荷と青ネギをたっぷり入れたおきゅうとの納豆和え、青唐辛子の網焼きのポン酢じょうゆがけ、しし唐とちりめんじゃこの煮物(昨日の残り)。味噌汁の具はツルムラサキと茄子と椎茸、そしてアーサーごはん(昨日のアスパラごはんの残りに日本酒少々でもどしたアーサーを混ぜ、電子レンジで加熱しただけ)。

昼食後、雑務を片づけるべく再び東京へ。明日から1泊2日でまた京都出張、戻った翌日にはT誌8月号の校正作業が始まる予定。また忙しくなるぞ。