男らしさ=暑苦しさ?

猫のために相変わらず窓を開けっ放しにして寝ているわけだが、昨夜はちょっと冷え込んで、おかげで風邪を引いてしまったよう。頭が痛くて、体がだるく、メシがまずい。

先週末から始まったG誌の校正、今月も進行が遅くてゲラの出がすこぶる悪い。今日は結局、一日待って1ページも出ず。夕方5時半であえなく解放。

薬局で葛根湯のアンプルを購入。一気呑みしてから、新宿ピットインへ。今日から始まる芳垣"アニキ"安洋 の4days 初日で、Emergency! を聴く。蒸し暑い今日この頃の陽気を凝縮したような濃厚でアツい演奏。会場の中が、さながら真夏にストーブを焚いているかのように感じられるのは、満員のお客さんのせいだけじゃあないでしょ。この時季に、サイケとスウィングと男気を前面に押し出すとこうも暑苦しいものかと思うが、たしかに男らしさも極濃だ。ダイナミック・レンジの振幅の広さと、時に勢い余って指がもつれてしまったようなパワフルな演奏が心地よい。調整から戻ってきたばかりのアンプを豪快に鳴らして、気持ちよさそうにギターを弾く大友良英と斉藤"社長"良一の2人の音色の違いが、今夜は今まで以上にクリアーに識別できたのが新鮮だった。

終演後、ピットインでメンバーらと暫し馬鹿話。よしゃーいいのにビールに手を伸ばしてしまい、おまけに終電に乗り遅れる。大友くんの車に便乗してコソッと帰宅。