なかなか終わらない旅

callithump2007-07-30

朝6時に起床し、オレ1人だけ、函館に商談に赴く中塚実行委員長の車に乗せていただき、ひと足早く函館空港へ送っていただく。出発間際に旅館のおかみさんがおにぎり弁当を持たせてくれる。朝が早くて朝食を食べる時間がないだろうと、昨日のうちに宮司さんが頼んでおいてくれたとのこと。ありがたくって涙がちょちょ切れるぜ。車中でありがたく頂戴する。

函館空港9:40発の便で東京へ戻る。東京は土砂降りの雨。もうすぐあの人も帰ってくるということか。今日は昼から向島ゆり子宅で明日の" Tiny Adventure with Strings " vol. 9のための酒井俊 & String Trioのリハーサルがある。大急ぎで駆けつけるもオレだけ20分ほどの遅刻。近藤ダイちゃん編曲の新曲にトライし、前回の新曲などをさらさらとさらって午後4時前には順調に終了。リハ終了後、昼食をとっていなかったオレのためにゆり子さんが手作りのキーマカレーを出してくれる。今日はホントに食事面での人の情けがありがたい。おかげでこの忙しさの中、どうにか食事がとれてますよ。またしても涙がちょちょ切れる。

その後、T誌の編集部に移動し臨時の校正作業。夜10時過ぎにようやく終了、解放される。

今日の夜は梅津和時KIKI BANDのツアーのために来日中のオレゴン州ポートランド在住のナイスガイ、ジョー・トランプと会って食事をする約束だったのだが、すっかり遅くなってしまった。ジョーは高円寺の円盤にskistのライヴを聴きに行っていて、そこで落ち合うことにしていたのだが、もう帰ってしまったかもと思いつつも高円寺で下車して円盤に向かってガード脇を歩いていると、前方から歩いてきたジョーと、skistのサム・ベネット、いとうはるなの3人にばったり! 路上で大袈裟にハグを交わして久々の再会を喜び合い、最寄りの居酒屋にしけ込んで乾杯。誰も彼もが腹ペコで、次から次へと景気よく頼んだつまみが見る間に4人の胃袋に消えていく小気味よさよ。

サムとはるなはさすがに終電前に帰ったが、まだ飲み足りなさそうなジョーを連れて、再び土砂降りになった雨の中、阿佐ヶ谷のショットバーへ移動。ママさんにお願いしてジョーが持参したKIKI BANDの新しいCDをかけてもらい、それを聴きながら午前3時近くまで飲む。

家に帰ると、部屋の中は案の定シッチャカメッチャカになっていた。留守中の仔猫らの大活躍ぶりがうかがわれる。母子ともに健康のようなので、よかった、よかった、ということで。すでに疲労困憊なのでとりあえず部屋のグチャグチャはそのまんまにして寝る。おやすみなさ〜い。