『Bronze & Willow』制作記 #1

処暑を過ぎたら少し過ごしやすくなった。一日の最高気温が3度低いだけでも随分ラクに感じる。アルコールの摂取量を控えめにして、睡眠時間をなるべく取るようにしたおかげで、夏バテもいくらか解消されたかな。

下の日記で発表した松本里美の画集+ソロCD、タイトル書くのを忘れてました。タイトルは『Bronze & Willow』です。で、着々とお楽しみの実作業に入っています。

今日は朝から写真家の本田晋一さんの事務所にお邪魔して、画集に掲載する立体作品とアーティスト・ポートレイトの撮影の打ち合わせ。こちらで考えているちょっとヘンテコなアイディアを説明すると、テクニカルなアドヴァイスをくれつつ、即座に具体的な撮影方法が決まっていく。トントンと話は進んで、小1時間で打ち合わせは終了。オレは仕事の都合で撮影に立ち会えないけれど、いいものができそうな予感。

その後、向島ゆり子宅に移動してレコーディングのためのリハーサル。ショーロ・クラブの秋岡欧さんとゆり子さんを迎え、共同プロデューサーの近藤ダイちゃんも交えて、アルバムの中ではわりとしっとりとした2曲をリハーサル。シンプルにメロディーが書かれただけの譜面を見ながらあれやこれやと試行錯誤を繰り返し、松本さんの弾き語りに彩りを施していく。こちらもいい感じに録音ができそうな予感。

帰りに、駅前のいかにも"昔からあります"風のおっちゃんとおばちゃんが2人でやっている喫茶店で、ダイちゃんとパンチとお茶。お客もおっちゃんとおばちゃんばかりだ。昼飯もそこそこだったので、ここで久しぶりにナポリタンを頼んでみる。オレンジ色に染まったうどんのような麺、油っこくて濃いめの味付け、期待通りの懐かしい味。