『Bronze & Willow』制作記 #3 〜録音初日〜

callithump2007-08-27

青山のスタジオに入る。今日からいよいよレコーディング開始!

先ずは一昨日リハした変則R&Bバンドで1曲。打楽器の音決めにちょい手こずるも、仕上がりが懸念されたパートはスルッと決まって、オーバーダブのパートもいい感じで録れ、なかなか悪くない滑り出し。近藤ダイちゃんの奇天烈ドラムセットと関島岳郎くんのチューバのリズム・セクションに、パンチと牧野琢磨くんのギターが絡んで、妙な異国情緒の漂う演奏になった。ちょいと悲しい歌の筈なのに、なんだかのほほんとしてしまったね。でも、これはこれでオッケーということで。

夕方から、今日に限って妙にテンションの高い向島ゆり子さんと、いつも通りに寡黙な秋岡欧さんを迎えてさらに2曲、24日にリハした曲のレコーディング。おそらく自宅でアプローチを整理してきてくれたのであろう秋岡さんの落ち着いた演奏と、半分糸の切れた凧のようになったゆり子さんの明るいノリに助けられ、ノドの調子がイマひとつだったパンチも無事にOKテイクが録れました。みなさん、おつかれさまでした。どうもありがとうございました。

撤収後、ダイちゃん、パンチ、ゆり子さんと4人でスタジオの隣のビルにあるギョーザ屋で遅い夕食。先ずは3曲、無事に、かつ目論見通りにベーシックの収録完了。明日からはまた音楽的な方向を大きく異にするセッションに取り組むことになってる。どうなることやら、そちらも楽しみ。