『Bronze & Willow』制作記 #4 〜ナッスン&ウエム登場〜

吉祥寺のスタジオにて3回目のリハーサル。今日のメンツはナスノミツルくんオン・ベースと植村昌弘くん オン・ドラムス。この強力なリズム・セクションに、3曲中2曲では近藤ダイちゃんもオルガンで加わり、言わば今日は"ROCKの日"。ハードなロケンロールあり、ボサノヴァ風カフェ・ミュージック(?)あり、ファンキーなブルーズありとまたしても曲調はバ〜ラバラ(笑)。先ずはデモ音源を聴きながら細部を確認し、譜面の不整合を整理。歌の呼吸に起因する小節の伸び縮みはあるし、単純にコードをふれないようなパートが多いので、例によってパンチの野望(希望)を聞きつつ、皆であーでもないこーでもないとアイディアを出しながらアレンジを固めていく。

今回のアルバムの収録曲の大半は、あえてアレンジを決めずに曲が未整理なままの状態でリハーサル・スタジオ入りするので、演奏してもらうミュージシャンにはちょっと負担になってタイヘンかとも思うけれど、その甲斐あって結果的にはどれも、その人たちならではの独特の持ち味が出た絶妙のアレンジになっていると思う。作業のプロセスがすこぶる楽しいし、誰もが真摯に取り組んでくれているのでありがたい。今日の"バンド"での録音は3日後。爆音と強烈なグルーヴとギミックのアイディアが録音物としてどんな風にまとまるのか?

リハーサル終了後、またしてもパンチと2人で「ボア」で一服。今日はこの時のために小腹を空かせておいたので、「玉葱たっぷりベーコントースト」(390円)を注文。うめぇ。