3カ月ぶり、そして今年最後の日記

callithump2007-12-31

忙しくって寝る間もろくになかったとはいえ、またしても3カ月も日記をサボってしまった。やれやれ...。

先ずはこの3カ月間のことを少々...

10月はT誌の年末進行前倒しで、平日はほぼ毎日校正室に詰めていた。その合間を縫って『Bronze & Willow』のトラック・ダウン、マスタリング、色校戻し、ONJOの東京-京都-名古屋ツアー、12月に決まったONJO日本科学未来館でのコンサートのための会場下見、打ち合わせ等々...。T誌の校了が延びてトラック・ダウンとマスタリングの日に重なってしまい、スタジオと校正室を行ったり来たりしたり、ONJO名古屋公演の翌日は始発の新幹線で東京に戻って校正に行ったり、苦しい闘いを強いられたが、どーにかこーにかすべての予定を無事に消化。

11月初日に『Bronze & Willow』の製品が上がってきたので、ブックレットにCDをセットして袋に詰める作業と、プロモーションと販促営業のためのサンプル発送、打ち合わせなどのために数日間、発売元の事務所に通う。そして5日から銀座ITO-YAで行われたパンチの個展の搬入・搬出の手伝いも。他に"Tiny Adventure with Strings" vol. 10のライヴ本番(出演は、酒井俊 & String Trioとコクシネル)、千野秀一さん主催の「ピアノ舞踏会」やふちがみとふなとのライヴの手伝い、実家の用事で福島県の山中まで1泊2日で出かけたりと、月の前半はバタバタと過ぎていった。そして後半は主に引っ越しの準備。部屋の中に山と積まれた荷物を整理して、心を鬼にしていろいろなものを捨てる。結局、45リットルのゴミ袋で60袋以上のゴミと、雑誌を約350冊、その他に粗大ゴミをトラックの荷台に山盛り一杯分くらい、この狭い部屋のどこにこんなに物があったのかと自分でも呆れるほどに大量に捨てる。そんなこんなで11月も苦しい闘いだったが、月末までに新居への荷物の移動だけはどーにか完了。

12月前半は、三宅榛名さんから依頼されたフェリス女学院での舞台監督の仕事を2本、1カ月ぶりのT誌の校正作業、校正会社の持株会理事会の会議に株主総会、その合間に1月に再発が決まったベツニ・ナンモ・クレズマーのCD3タイトルのジャケットの入稿作業等々。後半は雑務を消化しつつ、21日には日本科学未来館での「Undercurrentーー音に潜るクリスマス」の本番。準備期間が短かかったにもかかわらず盛況、かつ大胆な実験もでき、そちらもおおむね好評、打ち上げも盛り上がり、準備はタイヘンだったが楽しい仕事だった。そして27日には、2007年最後の本番になった"Tiny Adventure with Strings" vol. 11。ゲストは『Bronze & Willow』発売後最初のライヴになる松本"パンチ"里美(with 牧野琢磨、関島岳郎、横澤龍太郎)。集客など課題を相変わらず残すも、それでも音楽的内容は充実したものになったと思う。このシリーズはもちろん来年も継続してやっていきます。

27日の翌日からは、特に決まった予定もなかったので、だらだらと昼過ぎまで寝たり(暇になった途端に体が言うことを聞かなくなり、数日間、とにかく午前中は起きられなかったのだ)、今頃になってやっと引っ越しの荷物をほどいたり、足りない家財道具を買いに行ったりして過ごす。新居もやっとこ人間の住まいの様相を呈してきたぞ。久しぶりに自炊なんぞもしてみる(写真)。今日、大晦日は毎年恒例、新宿ピットインの年越しライヴにお邪魔する予定。

いつもこんなドタバタのキャロサンプですが、来年でなんと20周年です。記念イヴェントなどは特に予定していませんが、いつも通りに地道にコツコツとやっていくつもりです。来年もどうぞよろしくお願いします。

それでは、みなさん、よいお年を!