C’est intéressant!

callithump2009-02-22

昨夜は横浜エアジンにて、Duo Recio-Garciaの日本ツアー初日。開演時刻にはまだ客席が淋しくて心配しましたが、最初のセットが終わるまでにはまずまずの集客になり、CDの売れ行きも好調でした。ご来場いただいたみなさま、そしてエアジンの梅本さん、どうもありがとうございました。

予想していたことだけれど、やはりこの2人の演奏はライヴで聴く方が断然面白い。視覚的要素、とはいっても特に映像を使用したり、大きなアクションがあるわけではないのだけれど、一つ一つの小さな仕草や表情の変化が音楽をよりヴィヴィッドに感じさせてくれるように思う。ある種のストラクチャード・インプロヴィゼーションになっているのだろうけれど、同じ曲でも毎日違った展開がありそうで楽しみ。

ゲストの鬼怒無月くんが入った後半のステージはスピード感も音量もグッと増して、よりアクティヴに。しかし、この3人の尋常ではない息の合い方はなんだろう。すでに十数年の共演経験があるかのような阿吽の呼吸で進む即興演奏。とても8年ぶり2回目の共演とは思えません。

明日は新宿ピットインで東京公演。ゲストにはバンドネオンの小川紀美代さんとチェロの坂本弘道くんをお招きしています。どんな展開になるか、こちらも楽しみ。未見の方は是非聴きにいらして下さい。

写真上は、なぜかコンビニの袋をかぶってご機嫌のルシア(撮影:鬼怒無月)、下は演奏風景と終演後のショットです。

   
   


今日はライヴがないのでオフ。2人は浅草に観光に、その間にオレはデスクワークを片付け中。夜は再び合流して、2人のリクエストで焼き鳥屋へ行く予定。